吉川好投、稲葉満塁弾で快勝

週刊ベースボール増刊 2012北海道日本ハムファイターズ パ・リーグ優勝記念号 2012年 11/4号 [雑誌]
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22日の試合は、6-1で勝利。吉川が久々に好投、稲葉が満塁弾と、連敗中の頃を思えば夢のような快勝でした。

ノーヒット・ノーランも狙えた吉川は、結局8回を投げ、投球数115・被安打2・奪三振8・四球1・失点0という内容。明確な理由は不明ながら完投させなかったことに不満は残りますが、昨年を彷彿させるような好投は大収穫でしょう。今後もこういう投球を続けられるよう頑張って欲しいものです。
思えば、昨季終盤からの肘痛が影響して不甲斐無い投球が続いていました。周りもそうですが、一番悔しかったのは本人だった筈。これを契機に、まだまだ底知れぬ素質があることを見せてもらいたいですね。とりあえず大事なのは次の登板。折角、いいところを見せたのですから、それを続けないと。


さて、今晩は大谷投手が先発ということで、チケットの売上も順調のようです。
ただ、前回登板の二軍戦の内容からすると、「期待できない」と思うのが正直なところ。テレビを始めマスコミは盛り上がっていますが、地上波の本放送が始まる頃には肝心の大谷本人の姿は無いってことにならなきゃいいんですけど。

本来、二軍で実績を残して一軍デビューというのが普通でしょう。しかし、彼の場合はハッキリ言って特別扱い。結果が伴えば文句は無いでしょうが、いつまでも期待された結果以下だと、チーム内に軋轢を生むことになりかねません。
一軍の試合だから得るものは大きいとも言えますが、その反面、代償も大きくなるかもしれません。そのあたりのことを、監督・コーチは充分、覚悟の上で起用しているのでしょうかね。


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