九州新幹線長崎ルートのその後
新幹線長崎ルート、鹿島市長ら改めて反対表明(日経ネットの記事)
新幹線長崎ルート建設、労組など中止申し入れ(読売新聞の記事)
整備新幹線 着工5原則が揺らぎはしないか(12月24日付・読売社説)(読売新聞の記事)
九州新幹線・長崎ルートは在来線分離せず/本県関係者ら高く評価(東奥日報の記事)
年度内にも着工かと見られていた九州新幹線長崎ルートですが、様相が少し変わってきました。
建設容認とも受け取られていた2市町長が、改めて反対することを表明。地元の労働組合なども中止を求めており、予断を許さない状況です。
やはり、詭弁とも取れる姑息な手段で、全ての地元自治体の同意を得ることなく着工しようとしても無理があったということでしょう。
全ての人は無理だとしても、多くの人を納得させるだけの計画を示さなければダメなのではないでしょうか。少なくとも今の計画では、無理があるように思えます。
もし、今のままの計画で着工・運行されたら、その後の整備新幹線建設も、なし崩し的に進められるような気がします。結局は国の借金(国民の負担)が増えるだけに・・・。
九州新幹線長崎ルート着工へ
新幹線長崎ルートと在来線共存、JR九州に重い課題(読売新聞の記事)
九州新幹線長崎ルート、年度内着工へ・佐賀県内反対地元が容認(日経ネットの記事)
新幹線長崎ルート合意に反対派首長ら困惑(読売新聞の記事)
ということで、数年来、予算が計上されながら建設着工していなかった九州新幹線長崎ルートが、ようやく着工の見込みとなりました。
ただ、これらの記事を読んだだけの印象ですが、かなり強引に合意してしまった気がします。
新幹線は本当に必要なのでしょうか?
在来線も残して、赤字は県とJRで負担するそうですが、大丈夫なんでしょうか?
10年後、20年後に、「あの時の選択は間違いだった」ということにならなければいいんですけど・・・。