昭和30年代の国鉄列車愛称板(下)
![]() | 昭和30年代の国鉄列車愛称板〈下〉 (RM LIBRARY (46)) (2003/05) 佐竹 保雄、佐竹 晁 他 商品詳細を見る |
(株)ネコ・パブリシッシングのRM LIBRARYシリーズの46冊目は昭和30年代の国鉄列車愛称板(下)です。
下巻は、つばめから鷲羽まで、全部で45列車の愛称板が掲載されています。
その中でも、やはりつばめは別格の扱いで、C62、EF57、EF58牽引時、電車化された時の写真等が数ページに渡り掲載。
意外なことに、つばめ専用と思われがちなC622の仕業の確率は低く、C6230・C6235等の確率のほうが高かったそうです。
あと、温泉マークそのもののゆのくに、つばめがマークから飛び出しているのとつばめはユニークさで他を圧倒しています。一見の価値ありでしょう。(笑)

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昭和30年代の国鉄列車愛称板(上)
![]() | 昭和30年代の国鉄列車愛称板〈上〉 (RM LIBRARY (45)) (2003/04) 佐竹 保雄、佐竹 晁 他 商品詳細を見る |
(株)ネコ・パブリシッシングのRM LIBRARYシリーズの45冊目は昭和30年代の国鉄列車愛称板(上)です。
始めに国鉄列車愛称板の変遷と題して若干の解説があり、その後、あいうえお順に愛称板の写真が次々と登場、あさぎりからちどりまで、全部で44列車の愛称板が掲載され、下巻へと続きます。
昭和30年代ということで、私でさえ耳慣れない列車名が登場して、「そんな列車があったんだ」と新たな発見をした気分になりました。
今では殆どの列車が姿を消していますが、若干は存続しているものもあります。(愛称名だけ引き継がれて、全く別の列車になったものもありますが)
また、かもめ等のように受け持ちの機関区で若干デザインが違う愛称板もあり、数種類が掲載されているので、比較出来るのも面白いところ。
少々注文をつけるとしたら、もう少し列車の解説文を入れても良かったのではないでしょうか。

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昭和の記憶-カラーで顧みる1950年代の汽車・電車-
![]() | 昭和の記憶―カラーで顧みる1950年代の汽車・電車 (RM LIBRARY(50)) (2003/09) 三谷 烈弌 商品詳細を見る |
(株)ネコ・パブリシッシングのRM LIBRARYシリーズの50冊目はオールカラーの記念号です。
まだまだカラーフィルムが高価な時代、よくこれだけ多くの貴重な写真が撮影されていたものです。
汽車・電車・客車もそうですが、周りの風景も1950年代を如実に感じるものが多く、今や大都会のあの場所もこの当時は風光明媚で、ある意味良い時代だったのかもしれませんね。
勿論、私はまだ生まれていなかったのですが、私が物心付いた頃にも似たような風景はあったと思います。まだまだ時の流れがゆったりしていた、そんな時代だったのかもしれません。
旧国鉄、関東・関西の私鉄・路面電車等が掲載されていますが、こちら葛飾区亀有公園前派出所158巻に登場した通称・玉電を発見した時は、「おおっ、これか」と少し感動しましたねぇ。
大原部長が学生時代に利用していた東急玉川線(既に廃止)のデハ200形(通称・イモ電)を巡るエピソードなのですが、中川の財力で車両を完全復元、最後は派出所まで線路を敷いて電車通勤というオチ。
そんな財力があるんだったら、オホーツク海沿いに流氷特急(蒸気機関車で)を是非!?(笑)

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昭和29年夏 北海道私鉄めぐり(下)
![]() | 昭和29年夏 北海道私鉄めぐり〈下〉 (RM LIBRARY(59)) (2004/06) 青木 栄一 商品詳細を見る |
先日、紹介記事を書いた本の下巻が届きました。
昭和29年(1954年)夏、当時学生だった筆者の19日間の旅行記の後半です。上巻同様、貴重な写真と詳細な記述(特に車両編成など)で、なかなか楽しく拝見できました。
登場する私鉄
雄別炭礦鉄道(釧路-雄別炭山)
北海道殖民軌道雪裡線(鶴居村営軌道雪裡線)(鶴居(中雪裡)-新富士)
釧路臨港鉄道(城山-東釧路-入舟町)
根室拓殖鉄道(根室-歯舞)
十勝鉄道(帯広大通-戸蔦-八千代)
三井芦別鉄道(芦別-頼城)
美唄鉄道(美唄-常盤台)
夕張鉄道(野幌-夕張本町)
定山渓鉄道(東札幌-定山渓)
その他、札幌市電、函館市電、炭鉱専用軌道等も掲載。
ハプニング等で乗り損ねたり、写真を撮り損ねた鉄道もありましたが、定山渓鉄道では架線事故の為、電車を蒸気機関車で牽引という貴重な体験もされています。(それが表紙の写真となっています)
最後は洞爺丸で帰京するのですが、そのほぼ1ヵ月後に台風で沈没することになろうとは・・・。
御参考
廃止された中小私鉄等に関するサイト
簡易軌道歴史館
減速進行
廃線跡Report
廃線跡を旅する




昭和29年夏 北海道私鉄めぐり(上)
![]() | 昭和29年夏 北海道私鉄めぐり〈上〉 (RM LIBRARY(58)) (2004/05) 青木 栄一 商品詳細を見る |
先日、紹介記事を書いた本が届きました。
昭和29年(1954年)夏、当時学生だった筆者の19日間の旅行記なのですが、貴重な写真と詳細な記述(特に車両編成など)で、なかなか楽しく拝見できました。
登場する私鉄
南部鉄道(青森県・尻内-五戸、南部縦貫鉄道とは別路線)
寿都鉄道(黒松内-寿都)
留萠鉄道(恵比島-昭和)
羽幌炭礦鉄道(築別-築別炭礦)
天塩鉄道(留萠-達布)
旭川電気軌道(旭川四条-東川、旭川追分-旭山公園)
旭川市街軌道(旭川駅前-一線六号、北海道神社前-春光台前)
士別軌道(士別-奥士別)
日本甜菜製糖磯分内製糖所(製糖所内で謎の蒸気機関車見学)
今では、まず目にすることが出来ない車両の貴重な写真の連続で、俗に言う車両派の人には堪らないと思います。
ちなみに私は、その路線の地形や勾配が気になるタイプですが、昔の中小私鉄や時刻表にも興味があるので、充分楽しめました。
少し残念なのは、スペースの関係からか地図が少なかったことですね。登場する私鉄の大まかな位置はわかるのですが、やはり、始点から終点までの路線地図があったほうが・・・。
下巻も注文しているのですが、在庫の関係で届くまでもうしばらく掛かります。届き次第、また感想を書きたいと思います。
御参考
廃止された中小私鉄等に関するサイト
減速進行
廃線跡Report





なかなかコアな鉄道雑誌
という記事を見つけ、早速、RM LIBRARYの一覧を見てみました。
なかなか興味深いテーマに絞った100冊となっています。
今は廃止された中小私鉄、特殊な車両などを貴重な写真とともに紹介しています。
特に私の興味を引いたのが、こちらの2冊です。
![]() | 昭和29年夏 北海道私鉄めぐり〈上〉 (RM LIBRARY(58)) (2004/05) 青木 栄一 商品詳細を見る |
![]() | 昭和29年夏 北海道私鉄めぐり〈下〉 (RM LIBRARY(59)) (2004/06) 青木 栄一 商品詳細を見る |
昭和29年(1954年)夏といえば、青函連絡船の洞爺丸事故があった頃。レビューによれば、筆者が旅した1ヵ月後に大惨事は起きたそうで、一つ間違っていれば、この本は出版されていなかったのかも・・・。
炭鉱鉄道が多めで、町営軌道の類の記事が少ないという指摘もあるようですが、速攻で注文してしまいました。(笑)
在庫の関係からなのか、下巻のほうが配送に3~5週間かかるということですが、楽しみにして待つことにします。届いたら、このBlogで感想等を書きますね。
あと、他に気になるのがこの2冊。
![]() | 昭和30年代の国鉄列車愛称板〈上〉 (RM LIBRARY (45)) (2003/04) 佐竹 保雄、佐竹 晁 他 商品詳細を見る |
![]() | 昭和30年代の国鉄列車愛称板〈下〉 (RM LIBRARY (46)) (2003/05) 佐竹 保雄、佐竹 晁 他 商品詳細を見る |
こちらも、そのうち買いたいと考えています。




