本格焼酎の魅力
本格焼酎とは、以前の呼び方で言うと乙類焼酎のこと。単式蒸留機で1回だけ蒸留するので、原料の風味や個性を豊かに残しています。有名なのが、沖縄の泡盛ですね。
これに対して、甲類焼酎は連続式蒸留機によって純粋なアルコールに近いものを造り、それを水で薄めたもの。言葉は悪いかもしれませんが、工業的に造られたという印象は否めません。
また、最近は甲乙混和焼酎との違いも問題になっているようです。
文字通り、甲類焼酎と乙類焼酎を混ぜているのですが、記載をよく見ないと本格焼酎と勘違いしてしまう商品もあるとか。
原料の風味や個性を味わいたいのであれば、「本格焼酎」と表示されたものを選びましょう。例え、「麦焼酎」とラベルに書いてあっても、成分表をよく見ると「甲乙混和焼酎」だったというがあるそうですから。
原料の風味や個性を豊かに残している「本格焼酎」だからこそ、自分の好みに合った銘柄を探すというのも魅力の1つだと思います。
ただ、単に「純粋なアルコールを楽しみたい」と言う人は、この限りではありませんが。(笑)
単式蒸留機